民生委員・児童委員

「民生委員・児童委員」は「民生委員法」「児童福祉法」に定められています。
厚生労働大臣に委嘱されたボランティアとして、 地域住民から社会福祉にかかわる相談を受け、地域住民の立場に立って支援を行う、みなさんの暮らしを応援する相談員です。
この制度は、その源といわれる 済世顧問制度から90年以上の長い歴史をもっていて、 地域に根ざした福祉活動を展開し、あたたかな地域社会づくりをめざしています。
すべての「民生委員」は「児童委員」も兼ね、子どもに関する相談支援も行っています。
子どもに関する支援活動を主に行う「主任児童委員」もいます。

活動の基本には7つのはたらきがあります

基本姿勢

民生委員・児童委員は、3つの基本姿勢を守ります。

社会奉仕の精神

社会奉仕の精神をもって、社会福祉の増進に努めます。

基本的人権の尊重

民生委員・児童委員は、その活動を行うにあたって、個人の人格を尊重し、 その身上に関する秘密を守ります。

人種、信条、性別、社会的身分または門地による差別的、優先的な取り扱いはしません。

政党・政治的目的への地位利用の禁止

職務上の地位を政党または政治的目的のために利用しません。

基本的性格

民生委員・児童委員には、3つの基本的性格があります。

自主性

常に住民の立場に立ち、地域のボランティアとして自発的・主体的な活動を行います。

奉仕性

誠意を持ち、地域住民との連帯感をもって、謙虚に、無報酬で活動を行うとともに 関係行政機関の業務に協力します。

地域性

一定の地域社会(担当区域)を基盤として、適切な活動を行います。

活動の原則

民生委員・児童委員活動には、3つの原則があります。

住民性の原則
自らも地域住民の一員である民生委員・児童委員は、住民に最も身近なところで住民の立場に立った活動を行います。
継続性の原則
福祉問題の解決は時間をかけて行うことが必要です。
民生委員・児童委員の交代が行われた場合でも、その活動は必ず引き継がれ、
常に継続した対応を行います。
包括・総合性の原則
個々の福祉問題の解決を図ったり、地域社会全体の課題に対応していくためにその問題について包括的、総合的な視点に立った活動を行います。